膝に水が溜まる人は「靴選び」が間違っている?足と膝の密接な関係

👟 靴が原因で膝に水がたまる?

実はこれ、現場ではかなり多いです。
特に「やわらかすぎる靴」や「かかとが潰れている靴」を履いている人に水腫が多発しています。


🦶 なぜ靴が膝に影響するのか?

足は体の土台です。
その土台がぐらつく=その上にある膝がバランスを取るために無理をするということ。

つまり、

  • 靴がやわらかい(ねじれやすい)
  • かかとがつぶれている
  • サイズが合っていない

このような靴を履いていると、膝への負担が蓄積し、やがて炎症 → 水が溜まるという流れになります。


🧑‍⚕️ 足病科の見解:靴に必要な3条件

日本足病科協会が推奨する「膝にやさしい靴」の条件は以下の通りです:

  1. かかと(ヒールカウンター)が硬いこと
     → 足首がブレず、安定性が増す
  2. ねじってもぐにゃっと曲がらないこと
     → 土台のねじれを防ぎ、膝のねじれも抑える
  3. 土踏まずが支えられる設計になっていること
     → アーチの崩れを予防し、膝の横ブレを軽減

❌ こんな靴は要注意!

  • クロックスやスリッパで長時間歩いている
  • くたびれたスニーカーを何年も使っている
  • 「やわらかくて履きやすい」を基準に選んでいる

足にやさしくても、膝には過酷です。


✅ 実際に変化が出た例

60代女性:膝に水が溜まり整形で3回水を抜いた
→ 靴を変更+足首の矯正+膝の調整
→ 4ヶ月後、再発なし・膝の可動域も改善


📝 まとめ

  • 靴は膝トラブルに直結する「重要な環境因子」
  • 柔らかい靴や合っていない靴は膝を壊すリスク大
  • まずは「かかとが硬くてねじれない靴」を選ぶこと!