加齢による変形性膝関節症と水が溜まる関係|「老化」だけが原因じゃない!
🧓「年のせいだから」とあきらめていませんか?
膝に水が溜まる方の中で特に多いのが、50代以降の女性。
整形外科では「変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)」と診断されることが多く、
「軟骨がすり減っているから仕方ない」と言われてしまうことも。
でも、本当に“老化”だけが原因でしょうか?
✅ 変形性膝関節症でも、水が出ない人はたくさんいる!
膝の軟骨は年齢とともにすり減っていきます。
これはある意味「自然な老化現象」。
でも、すべての人が水が溜まるわけではないんです。
🔍 ポイントは、
「同じ程度の軟骨のすり減り」でも、水が溜まる人とそうでない人がいる
🔎 なぜ水が出るのか?=膝に“局所的なストレス”が集中しているから
加齢だけでなく、以下のような膝の使い方・体の歪みが原因となり、炎症を起こして水が出ます。
【膝に水が出やすい人の特徴(変形性タイプ)】
▶ 骨盤がゆがんでいて片脚ばかりに体重をかけている
→ 重心のズレにより、片側の膝にばかり圧がかかる
▶ 足首が不安定で歩くたびに膝がねじれる
→ 内反足・偏平足・外反母趾の方に多い傾向
▶ 太ももやお尻の筋力が低下している
→ 関節を支えられず、膝だけで体重を支えてしまう
▶ 猫背や反り腰で重心が前方に流れている
→ 着地のたびに膝でブレーキをかける動作が増える
🦴 実際の症例から学ぶ
70代女性:整形外科で「軟骨がすり減っているから水が溜まる」と言われていた
→ 実際は、骨盤が後傾し、歩き方で膝の内側に過剰なストレスがかかっていた
→ 姿勢と靴、インソールの調整で半年間再発なしに!
🧠「年齢=水が溜まる」ではない。体の“使い方”がもっと大事
年齢は関係ありません。
**「どんな姿勢で、どう歩き、どんな靴で過ごしているか」**が圧倒的に重要です。
✅ 自宅でできる予防エクササイズ(高齢者でもOK)
🔸 椅子に座って太もも上げ(10回×2セット)
🔸 お尻をギュッと締める体操(立って10秒×3セット)
🔸 ふくらはぎのストレッチ(壁に手を当てて20秒×2回)
無理のない範囲で、「関節のサポート筋」を目覚めさせましょう。
📝 まとめ
- 軟骨のすり減り=即・水が溜まる、ではない
- 体のゆがみや歩き方による**“偏ったストレス”が本当の原因**
- 年齢に関係なく、調整+筋力+靴の見直しで改善できる可能性あり!